Linuxでユーザー登録する方法です。
「useradd」を使います。
「useradd」のデフォルト値の確認
デフォルト値は以下のコマンドで確認します。
# useradd -D
結果
GROUP=100
HOME=/home
INACTIVE=-1
EXPIRE=
SHELL=/bin/bash
SKEL=/etc/skel
CREATE_MAIL_SPOOL=yes
HOME=/home
INACTIVE=-1
EXPIRE=
SHELL=/bin/bash
SKEL=/etc/skel
CREATE_MAIL_SPOOL=yes
GROUP・・・グループのIDは100 ※Red Had系ではグループIDは500か
HOME・・・デフォルトのディレクトリ。ユーザーのホームディレクトリは「/home/ユーザー名/」
INACTIVE・・・パスワードが無効になってからのアカウントが無効になるまでの時間「-1」は無期限を表す
EXPIRE・・・ユーザーアカウントの有効期限。値が無い場合は無期限
SHELL・・・ログインのシェル名
SKEL・・・新規ユーザーのホームディレクトリ用テンプレート
「useradd」で新規ユーザーを登録する
# useradd sample
ユーザー情報の確認
# id -a sample
uid=500(sample) gid=500(sample) 所属グループ=500(sample)
パスワードの設定
ユーザーを作成した直後ではパスワードは設定されません。ログインできるようにするためにパスワードを設定しましょう。
# passwd ユーザー名
でパスワードを登録します。
sampleというユーザーのパスワードを設定するときの例です。、
# passwd sample
[root@v1342 ssh]# passwd sample
Changing password for user sample.
New UNIX password:
Retype new UNIX password:
Changing password for user sample.
New UNIX password:
Retype new UNIX password:
「New UNIX password」と聞かれるので設定したいパスワードを入力します。
「Retype new UNIX password」もう一度パスワードを入力します。
パスワード情報
ユーザーの情報は
#vi /etc/passwd
で見ることができます。
ここには1ユーザー1行でホームディレクトリなどが記載されています。
パスワードは
#vi /etc/shadow
に暗号化されて登録されています。
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