ROOTでSSH接続できないようにする方法 (Linux)




LinuxサーバーをWeb上に公開する場合、セキュリティも必要になってきます。
SSH接続の時、ROOTでは接続できないようにします。

手順は
1.ユーザを作成する。(wheelグループ)
2.Wheelグループのユーザーのみ接続できるようにする。
となります。

userを作成

hogehoge というユーザーを作りwheelグループとusersグループに所属させます。

# useradd -m -G users,wheel hogehoge

 
※-mはホームディレクトリの作成を自動で行う。
※-G aaa でユーザーの所属するグループを指定。 グループを複数指定する場合は -G aaa,bbb,ccc のようにカンマで区切る。
 
[パスワードの設定]

# passwd hogehoge

 
※下記の方法でも可能。
#useradd hogehoge
#passwd hogehoge
(パスワードを2回入力)
#usrmod -G wheel hogehoge

追加ユーザーをROOTに変更できるように設定

 

# visudo

※# /usr/sbin/visudo でも可能。viは使わず、このコマンドで直接表示。
(このファイルの位置は find / -name visudo で表示)

 
90行目付近にある 「# %wheel ALL=(ALL) ALL」の行頭の#をはずす。
## Allows people in group wheel to run all commands
# %wheel ALL=(ALL) ALL
 

%wheel ALL=(ALL) ALL

 

確認

# id hogehoge
uid=500(hogehoge) gid=500(hogehoge) 所属グループ=500(hogehoge),10(wheel),100(users)

 
ユーザーを hogehoge に変更。

# su hogehoge

 

ルートに変更してみる。

# su
パスワード:
[root@localhost hogehoge]

※パスワードにはhogehogeのパスワードを入力

sshd_configの変更

 

# vi /etc/ssh/sshd_config

PermitRootLogin Yes を
PermitRootLogin No に変更します。

[sshdを再起動]

# service sshd restart

これで、RootでSSH接続出来なくなっているはずです。
確認してみてください。

※rootから一般ユーザーへ戻る場合は「exit」で戻れます。
(ショートカットは ctrl + d)




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